通りすがると思わず目を引く、シンプルながら個性のあるデザイン。趣味人層に高い支持を誇る建築工房ライズの家づくりは、たゆまぬインプットと妥協のないコミュニケーションが支えています。
私、実はもともと当社の施主なんです。家を建てた後で興味が湧いて、やりたいことと雇用形態が合致したので、やってみよう!と入社しました。元施主として、自分が建てた時にいろいろ調べたこと、自分の家に「あそこが惜しかった」「私ならこうしたい」が見えてきたことなど、常に「自分なら」を念頭に置いてお客さまと向き合っています。
社長曰く「お客さまとの関係は、恋人のようなもの」。まめに連絡して、家に関係ないこともいろいろ話し、ちょっとしたサインも見逃さずに対応することで、「一緒につくっている」実感が双方に生まれます。本音でぶつかることもあるし、ぶつかっても愛は変わりません。いつも全力の家づくりと言えますね。(山本さん)
別の工務店でコーディネーターを目指していましたが、お客さまや社員同士の距離が近いことと、家づくりの流れに一貫してかかわれる規模感に惹かれて当社へ。まだ先輩に学んでいるところで、今は広報の仕事がメインです。
インスタグラム経由のお問い合わせが多いので、SNSの活用には力を入れています。当社の特長は「シンプルだけど目にとまるデザイン」。デザインも住宅性能の一つととらえ、とんがった家ばかり手掛けてきましたし、強いこだわりを持つ趣味人層にこそ響きたい。SNSも特徴をしっかり見せる画像使いが重要で、私たちが特にこだわる外観や、提案したいライフスタイルそのものが伝わるよう、見せ方を工夫しています。(松原さん)
私たちは家づくりの最後に動画をつくることにしていて、その際にご家族間でサプライズのお手紙を渡すようお願いしています。今も印象的なのが、家を建てた親御さんから娘さんに宛てた手紙の、「君の部屋からきれいな山が見えるね」という冒頭です。私はハードとしての家にとらわれがちですが、住む人は使いやすさや心地よさ、そしてそこから見える風景を大切にしている。初めて「家づくりってこういうことだ」と気づいたんです。冒頭の一言に込められた思いこそ、私たちが本当にご提案したいことなんだ、いい家になったな、と私も思わず涙がこぼれました。この気づきを忘れずに、もっと提案力を深めたいと思っています。(山本さん)
2022年10月、本社に隣接したインテリアショップをオープンします。当社の空間提案を伝えるモデルハウス的な役割もあり、当社を知らない人に向けて、内覧会だけではないアクセスの場にしたい。「どこに行けば自分のこだわりを形にしてくれるのかわからない」と悩む人にマッチすれば理想的です。
ワンランク上質なライフスタイルをご提案するために、「いいものを食べて、見て、あちこち出かけて、目を養え」と社長にもよく言われます。社長自身もフットワークの軽い趣味人で、知識だけではない実体験の重要性を常日頃から教えてくれるんです。お客さまのこだわりに負けない提案のためにも、今後もインプットの場は意識してつくっていきたいですね。(松原さん)