インパクトのあるキャッチコピーは、お客さまと「両想い」でありたいという熱い気持ちの象徴。恋する工務店は、いかにしてお客さまに、地域に、「恋される」工務店になったのでしょうか。
工務店で現場監督を務めていた時、お客さまとの交流を通じて「家づくりとは形だけをつくるものではない」ことに気づく機会があり、本当にやりたいことをお客さまと一緒に実現したい！と独立を決意。丸茂さんは当時の同僚で、起業初期から二人三脚で歩んできた仲です。
当初は仕事もなく、犬に吠えられながらインターホンを押して回る地道な営業の毎日でしたが、比較的早い時期に新築が決まりました。実は既に大手ハウスメーカーと成約寸前まで進んでいた方で、うちはほとんど望み薄。でも、何とか1週間待ってほしいと頼み込んで練り上げた提案プランを「一生懸命やってるのが伝わった」「絶対に新築1棟目になりたい」と喜んでくださって…。実績のない私たちでは不安だったでしょうに、本当にありがたいことです。その後も現在の事務所をオープンした際にテープカットをお願いしたり、周年記念イベントで感謝状とプレゼントを贈ったり、私たちの成長を一緒に見届けてくださっています。（栗本さん）
栗・家の家づくりの特長は、「プロセスを一緒に楽しんで解決していく」スタイル。1人1人徹底的にヒアリングし、「ずっと住むに値する」家になるようプロの目で細かくカスタマイズしていくから、施工事例のテイストはさまざまです。当社の家づくりは、打ち合わせに相当時間がかかりますよ。
口コミや評判を聞いて訪ねてくる人が多く、成約までがスムーズすぎてこちらが驚くことも。見積や図面をご提案する前に「よし、契約しよう」という方がいらした時はさすがにびっくりしましたが、それほど信頼していただいているんだなあと…。
ご家族を次々とご紹介いただいたり、職人からの紹介や職人自身の家を手掛けることも多いですね。新築だけでなく、住まいにまつわるあらゆるご相談に対応しています。建てた家の点検は年1回欠かさず行います。施工棟数が増えるほど点検のウエイトも大きくなりますが、責任を持ちたいから打ち切るつもりはありません。（丸茂さん）
起業のきっかけになった「家づくりとは形だけをつくるものではない」という思いは、今も変わりません。「家族は宝物。栗・家の家は、その宝物を入れる宝箱です」、そんな声を寄せてくださったお客さまから、サプライズで『世界最優秀工務店』のトロフィーを贈られたこと。結婚式の日にご成約したご夫婦のために、棟上げの日に2人のお名前を柱に刻んで喜ばれたこと。1棟1棟に物語があり、忘れがたい出会いがありました。本当に、世界一幸せな工務店だと思います。（栗本さん）
2人でスタートして14年、2棟目の新築物件が完成した時の見学会が大盛況で一気に飛躍し、おかげさまで現在は10人の社員を抱えるまでに成長しました。広告がわりに現場で大きく掲げるシートも、人目を惹き印象づけるツールの一つです。『恋する工務店』のキャッチコピーは、私のアイデア。お客さまのことを思う気持ちが明確に打ち出せるし、両想いになれたらうれしいですよね。インパクトもあるし、ちょっと恥ずかしいけどいいんじゃないかなと。
地域とのかかわりを大切にし、地域貢献として分譲地のある市町の学校に寄付をしたり、ユニークなところでは一般向けの婚活イベントを手掛けたりもしました。いろんな地域から、うちの近くにも栗・家に進出してほしい、と言われる会社にしたいと思っています。（丸茂さん）
〒761-0441 香川県高松市由良町86-1 Tel 087-848-6999
営業時間 9：00〜18：00
